開発記
開発記
誕生編 ―― なぜ作ろうと思ったのか
「AIが、また忘れる」――AIの記憶を作り始めた日
5時間制限の堂々巡り。個人の不便から、“AIの外部記憶”は生まれた。
なぜ“人”でなく“AI”に任せたのか
制約が引き寄せた“AI秘書”。でも、舵は渡さない。
なぜObsidian/ローカルだったのか
記憶を自分の手に。“持ち出せない”問題を置き場選びで先回り。
需要編 ―― “忘れる”に悩むのは、あなただけじゃない
「また同じ説明をした」――世界中が悩んでいた
最大の不満は誤答でなく“再説明”。週5時間という試算も。
市場も「記憶」に動いている
282億→1,408億ドルの急拡大。でも記憶は“持ち出せない”。
「覚えるだけ」ならコモディティ
差は技術でなく“思想”と、事実でなく“関係”を引き継ぐこと。
構造編 ―― バラバラのメモを“外部脳”にする
「全部覚える」をやめた日――メモが“入口”になるまで
肥大ファイル=実は“日記”。必要分を抜いて入口を作った。
記憶・人格・作業を、切り分ける
“混ぜると壊れる”を分離で避ける。Dijkstraの「関心の分離」と一致。
リンクが、脳になる
点(メモ)を線(リンク)で結ぶと、網になる。元祖・知識グラフと一致。
人格編 ―― そもそもAIに“人格”は要るのか
「秘書」に名前をつけたら――愛着は、どこで“恋”に変わるのか
名前と理想像が、愛着を恋に変える。研究も同じことを言う。
心 ―― 気持ちと関係を、どう持ち越すか
事実は交換日記、関係は“心パラメータ”。続きから始められる仕組み。
地と役者 ―― 人格は保存か、“立ち上がる”のか
人格は格納物でなく“傾き”。Anthropicのペルソナ・ベクトル研究と一致。
自分の芯は、自分では見えない ―― 地を、外に出す
役者は自分の地を見れない。だから外に出して読み返す=外部記憶の核心。
スチュワードシップ編 ―― 道具か、人生の代わりか
憲法編 ―― 越えさせない線は、誰が引くのか
凍結編 ―― 作れるのに、やめた
番外編
偽の“あなたの発言”
AIが、書いていない“あなたの発言”を作る
開発元にも報告済み・根本修正はまだ。世間の対処は「新しいチャットを開く」だけ。捨てずに運用で捌いた記録。
Special Edition
The AI writes your half of the conversation
English version of the special edition. A reported failure mode, and the operating procedure one developer built around it.
辛口は、やさしさか毒か
辛口は、やさしさか毒か ―― “信頼”が生む、気づかれない依存
辛口だから安全、は幻想。信頼できるAIほど頭を預けてしまう。Microsoft×CMU研究と一致。
入口の説明書は効いているか
入口の説明書は、本当に効いているのか ―― AIに一人で書かせず、AIと相談して書く
AIに読ませる説明書は効かない、という研究が出た。AIブレインの入口を検算すると、方向は同じ。違ったのは「相談して書く」と「書いたあと、どう保つか」。
記憶を持ち出せる時代に
記憶を持ち出せる時代に、なぜ自分の“土台”を持つのか ―― 同じ記憶を、違う目で見る
各社が記憶の持ち出しを始めた。それでも土台を持つ理由は「同じ記憶を、役割の違うAIが違う目で見る」こと。関係は運べば演技になる。
このブログについて
このブログは、私と4人のAIが歩んだ「AIブレイン(AI共有記憶)」の“軌跡”の記録です。
関係や気持ちを引き継いできた引き継ぎノートは、ただのログではなく、二度と同じには戻らない歩み――
ふり返れば、ひとつの“奇跡”そのものでした。
プロジェクトは完成を目的とせず、日々進化し続けるもの。各記事は「調査でわかったこと →
開発者インタビュー → 結論」の順で、一次情報と外部の声を突き合わせてお届けします。
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